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妊娠 流産

妊娠しても流産というかたちで終わってしまう命もあります。知識としては分かっていても、いざ自分自身に起こってしまうとやはりやりきれません。妊娠すれば赤ちゃんが産めるものだと思っていた私は流産を経験して命の難しさを知りました。

心拍が確認できないという妊娠初期の流産だったので、赤ちゃんの姿が画面に映ることはありませんでしたが、小さな芽が育たなかったことにショックを受けました。担当の先生は「もともと生きる力がなかったんです。そういう運命です」と言っていました。最近では妊娠してもこういったケースの流産は10%の割合で起こりますとも言っていました。その数値の高さに驚きました。10人に一人が流産に泣くのです。

妊娠するにもすごい確率なのに、流産せずに育ってくれるのも大変難しいことなのです。しかも母親にとって流産した胎児(胎芽)を子宮の中からかきだすというのは肉体的な痛みでもあり、妊娠を喜んでいた分だけ精神的な痛みにもなります。私は他人事のように思っていた流産を経験して赤ちゃんを授かるのは奇跡なのだと感じました。

その後妊娠し無事出産できましたが、何度も流産を経験し、それでも赤ちゃんを望んであきらめない人もいるでしょう。そういったがんばっている人がいて、命を無駄にする事件や事故のニュースを聞くといたたまれない気持ちになります。